指輪をはめようとした時。名刺を渡した時。ふと目に入った自分の手に、いつの間にか刻まれたシワに気づいて、驚いたことはありませんか。顔は毎日鏡で見ているのに、手は不意打ちのように、年齢を映し出します。
そのシワ、乾燥によるものですか?
手のシワには、実は2つのタイプがあります。ひとつは、乾燥で表面がしぼんでできる小ジワ。もうひとつは、年齢とともに肌のハリや弾力が失われることで刻まれる、深いシワです。保湿だけで目立たなくなるのは前者だけ。後者は、内側からハリを育てるケアが必要になります。
「乾燥だから」で片付けていませんか?
手は年齢とともに血行が滞りやすくなる部位でもあります。血の巡りが悪くなると、うるおいだけでなく、ハリのもとになる栄養も届きにくくなります。「保湿しているのに、なんだか変わらない」と感じる方は、乾燥ではなく、ハリそのものが手薄になっているサインかもしれません。
今日からできる、ハリを育てる習慣
1.指先まで、丁寧にマッサージする
シワが気になる部分は、指のつけ根や手の甲。クリームを塗るついでに、指先から手の甲に向かって円を描くようにマッサージすると、血行を促しながらハリを育てる習慣になります。
2.手を冷やさない工夫をする
冷えは血の巡りを滞らせ、ハリを育てる栄養が届きにくくなる原因のひとつです。デスクワークや空調の効いた部屋では、手先が冷えやすくなります。気づいた時に手をこすり合わせたり、温かい飲み物でひと息ついたりする習慣も、ハリを支える小さな味方になります。
3.紫外線対策を、顔と同じように
紫外線は、ハリを支える肌の力を少しずつ奪っていきます。日焼け止めを塗る習慣を、手にも広げてみてください。
シワは、諦める前に向き合えるもの
手のシワは、顔と同じように、諦めるしかないものではありません。乾燥なのか、ハリ不足なのか。原因を知るだけで、ケアの選び方は変わってきます。次に指輪をはめる時、少し違う気持ちで自分の手を見られるように。今日からできることを、ひとつずつ重ねていきましょう。


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